index >> D&D4th update 2013/09/14




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千年迷宮に吹く風は地下勇者への挽歌


 アンダーダークの奥深く、
太陽の威光届かぬ深き闇。

「千年迷宮」と呼ばれる大きな洞窟があった。

ゴブリン、コボルドをはじめとする多くの種族が
その巨大洞窟におり、

その名のとおり、
千年もの間それぞれの種族は均衡を保ち、
暮らしていた。

そう、人間どもが降りてくるまでは。



人間どもはノームと共同開発した「ゴブリンかみかみマシン」を
この地下世界に持ち込んだ。

このマシンを用いて
最前線となったゴブリンの1中隊を
壊滅させたというのだ。
その後、破竹の勢いでこの千年迷宮を踏破しているとの噂が、
すでに迷宮の中心部にある王都まで伝わっていた。

しかし、迷宮の住人も自らの損害を
指をくわえてただ見ていたわけではない。
それに対抗するためスヴァーフネブリンとの共同開発
「ニンゲンふみふみマシン(仮称)」
の開発が急ピッチで進められていた。

今まさにそのマシンが完成せんという今、
人間どもがこの王都まであと数日の位置まで進軍してきたというのだ。

また、阻止すべく王自らが
その戦にお出になられたが、
かみかみマシンの集中攻撃をくらって瀕死だという。

この報せを受けて
千年迷宮の各場所で
指揮を執ってきた伝説の勇者たちが
中央に集められた。

迷宮の王、トロルは自らの最後を悟り、
精鋭らに檄を飛ばした。

「おまえら、にんげんたおす。朕、ちぬ、けど、ちねない。」

かくして、命を受けた伝説の勇者たちは、
今まで何度も死線を潜り抜けた愛用の武器をとり、
愛しい部下を引き連れて、
再び決死隊を組むこととなったのであった。

彼らの命は、すでに個人のものではない。
軍のもの、一族のもの、ひいては
この地下世界のすべてを守る切り札となっていたのだった。
 
  
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(PDFです)

◆01 ミノタウロス・ナイト

◆02 ドラウ男子・ウォーロード(09/08再up)

◆03 オーク(ハーフオーク)・スレイヤー

◆04 スヴァーフネブリン・ウィザード

◆05 ゴブリン・スカウト

◆06 コボルド・ソーサラー
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