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D&D
since 1997/05/27
update 2006/12/26

ユーノス
「・・・みんなが幸せでいてほしいから」

★ ■ ユーノス

 ■ 370歳

 ■ エルフ♀

 ■ エルフ

  
+DATA+
+能力値+ -
+特徴+ 金色の髪のエルフ。口数少なく、事務的口調。どちらかというと世話焼き好き。
・・・こう書くと、PCっぽくないなあ。
+グラウンド+ 世界を見聞して歩いていた。現在、気の合うメンバーとパーティを組んだところ。
+PC+ -
+備考+ 過去にタイムスリップして歴史を変えるというシナリオで、ラストで現在に戻るために、時間を越えるアーキファクトに命を吹き込みロスト。
+コメント+ コンベンションのキャラクター。
プレイヤーが7人いたので、D&Dのキャラクタークラスをすべて含んだパーティ編成でした。マスターさんがマジックユーザーは好意的な説明をしたのに対し、エルフはさんざんにけなしていたのが印象的でした(古いゲーマーさんって、みんなそうなのだろうか?そういや、クレリックもあんまり褒めていなかったなあ・・・)。

シナリオのほうは・・・久しぶりにショックを受けました。何度もこのシナリオを披露したというだけあって、時間はちょっと長かったものの、大変練ってあり、テンポも良かったです。・・・私にゃあ、ああまで凝ったものはできない!まさに脱帽です!という感じでした。

私(ユーノス)がロストしてでも現在に戻りたいと願ったのは、シナリオの中でNPCがその方向を示唆したからでした。隣国が攻めてきて、この国が滅びてなくなることを知っていたPCが、アーキファクトを用いて一緒に現在まで逃げようとNPCの村人たちに問いかけたところ、「仲間を見捨てて未来には行けない。俺たちはいま生きている世界が好きだし、今を変えるのも俺たちだ。滅びるのが運命なら、俺たちも一緒なんだ」と、郷土心(?)あふれるお答えが返ってきました。

マスターがこうふってきたなら、プレイヤーもそれにこたえて、現在への愛着を示すため&この事を現在の人々へ伝えるために戻らなくちゃと思ったわけです。しかし、現在に戻るためには、時間を越えるアーキファクトに誰かの命を吹き込まなくちゃならなかったわけです。もちろん、現在に帰らずに、その世界で暮らすという選択肢もありましたが、上記のような理由から、ユーノス自身は帰るために喜んで(かどうかは知らんが)パーティに命を捧げたのでした。

あともうひとつ、彼女はパーティのメンバーがとても好きでした(プレイヤーは同じではありませんでしたが)。だから、帰りたいメンバーが一人でもいる限り、ロストするのは怖くないと思ってました。また、人間世界において、自分だけがずいぶん長生きして、いろいろなものごとを見てきたのも知っていました。それで、古兵は去るのみと、新しい時代の担い手であるパーティにさらなる仕事を託したのですが・・・伝わったでしょうかね?(笑)

マキ自身が同じ立場だったら同じことをしたかって?・・・しねぇよww
私人間だし、エビルだし、パーティの人達に嫌いな人いたし、私は決断力ないし。マキだけじゃなく、人間のキャラクターならまずこんな自殺行為はしなかったと思う。

多分ユーノスはその時、パーティの「おかあさん」になっちゃったんじゃないかな。
おかあさんが子供に注ぐ、見返りのない、時にはおせっかいにもなる愛を、PCたちに注いだじゃったんじゃないかと。(98/07/25)


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